お向かいさんに恋をして
「さくらちゃん、思ってることが顔に出てるわよっ。今、あたしのお姉ちゃんが先生なんてってびっくりしてたでしょ?」

留奈さんがケラケラ笑っている。

「さくらちゃんは本当に分かりやすいんだからっ!」

きなこちゃんも美奈さんも、くすくすしている。

わ、私ってそんなにかな?
ポッと頬が熱くなったのを感じた。

「おいさくら、きなこ。急にいなくなるなよな。また人探しするとこだったじゃねぇか」

「拓大君、タピオカドリンクおかわりって、そんなに好きなの?
しかもミルクティータピオカって、マジ女子なの? そのいかつい見た目で」

安達君と日野さんもやってきて、いつの間にか何だか賑やかなグループになっている。

「あ、日野! さっきぶりっ!
って、お隣の彼は?」

「あ、こんちは。俺、日野さんが通ってる道場の息子で、さくらときなこと同じ大学の……」

初対面同士が挨拶とかし始めた。
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