僕のとなりで。
第10章
君のことを
真っ直ぐに見ていた…


見ていたはずだった…


そう思っていたのは
僕だけで


本当は

何も分かってあげられてなかったんだ


もう一度
君に会いたい


会って言いたい


僕のとなりに
君がいるように


君のとなりには
いつも僕がいたい



でも

今はもう

君のとなりにいてあげられない…

僕のとなりに
君はいない…



< 91 / 110 >

この作品をシェア

pagetop