伊賀襲撃前夜
「信長からの提案だ。夜明けまでに成葉を織田陣営に送れば、総攻撃は止めて我等と同盟を結ぶと」
「そんな…」
祥之介はやっと意味がわかってきた。
「織田に攻め入られては、どうあがいても我等に勝ち目はない。我等が生き残る為にはそれしか道はなかったのだ。成葉も納得して行ってくれた」
「…」
祥之介はグッと唇を噛む。
「という事は、その話が甲賀に漏れて、我等に織田と同盟を結ばせない為に、成葉様を織田に行かせないように襲撃…」
「…成葉」
「くそっ!頭領っ!成葉は何人で織田へ向かったのですか?」
「織田からの使者と二人だ…」
「二人っ?」
祥之介は空を見上げた。
月が傾き始め、夜明けが近づいて来ている。
「甲賀者に襲われて、成葉達が夜明けまでに織田陣営へ入れるとは思えません。頭領、織田との同盟は諦めて、明日からの戦に備えて下さい」
肩を落とす頭領にそう告げると祥之介はその場を去ろうとする。
「何処へ行くのだ、祥之介」
「…成葉を迎えに行ってきます」
そう言い残すと祥之介は成葉達を追って駆け出した。
※ここでお手持ちの、A.B.C−Z『Crazy Accel』をBGMとしておかけ下さい。
「そんな…」
祥之介はやっと意味がわかってきた。
「織田に攻め入られては、どうあがいても我等に勝ち目はない。我等が生き残る為にはそれしか道はなかったのだ。成葉も納得して行ってくれた」
「…」
祥之介はグッと唇を噛む。
「という事は、その話が甲賀に漏れて、我等に織田と同盟を結ばせない為に、成葉様を織田に行かせないように襲撃…」
「…成葉」
「くそっ!頭領っ!成葉は何人で織田へ向かったのですか?」
「織田からの使者と二人だ…」
「二人っ?」
祥之介は空を見上げた。
月が傾き始め、夜明けが近づいて来ている。
「甲賀者に襲われて、成葉達が夜明けまでに織田陣営へ入れるとは思えません。頭領、織田との同盟は諦めて、明日からの戦に備えて下さい」
肩を落とす頭領にそう告げると祥之介はその場を去ろうとする。
「何処へ行くのだ、祥之介」
「…成葉を迎えに行ってきます」
そう言い残すと祥之介は成葉達を追って駆け出した。
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