ホストの憂鬱
店の営業が終わり、店内の清掃が終わったのは八時だった。

俺は意識がもうろうとしていた。

それは知も同じみたいだった。

俺と知は家に帰る気力がなく店にとまることになった。と、いうより、ただ潰れて気付けば店に泊まっていただけだった。

目をさましたのは夕方の五時過ぎで、俺と知はひどい二日酔いでご飯も食べる気になれなかった。

そして二人で話しあった結果、今日は友達を呼んで楽をしようという結論に行き着いたのだった。
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