A&Z
第5章
3年生の秋。
僕達はした近くの巧江公園で待ち合わせをした。今度は僕が先に行こうとして10分も前に家を出た。公園についたら彼女はいなかった。待ち合わせの5分前にはこない。待ち合わせの1分前にもこない。僕は少し慌てた。なぜなら来ているはずの彼女がいないからだ。
すると後ろの木から「カサカサ」と聞こえた。慌てて後ろを振り返るとそこには朱美がいた。少し驚いた。
そして僕らは二人で近くのショッピングモールに行った。
そこで何と齋藤先生がいた。僕は驚いた。さっきの事よりは驚かなかったが。僕らは齋藤先生と反対方向に逃げた。
すると反対側から同じクラスの「唐川 進」が来た。唐川は人をバカにする天才だ。アイツの言うこと全てに腹が立つ。そして今僕らは二人で買い物をしている。
朱美と僕が付き合ってることは二人の家族と朱美の親友「足立 咲都美」と僕の親友の「秋野谷 信人」だけだ。もしここでアイツにあったら絶対にバレる。クラスだけに留まらず下学年や先生方にもバレる。
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