天才極甘党系男子



絶対に後悔する。


「いい。平気」


それは、自分に言い聞かせるようにいう。


「わかった」


白須は離れていき別の人のところへ行く。


澄乃。


絶対に助けるから。


手術室に入り、脳外科医と手術に入る。


手の震えが止まらない。


僕は足にメスを入れる。


「汗、大丈夫ですか?」


止まらない汗。


やらなきゃいけない。


僕はゆっくりとすべらせていく。



< 241 / 306 >

この作品をシェア

pagetop