天才極甘党系男子
ひとりになって一気に寂しくなる。
でも、わがままなんて言えない。
これだけでさえ、迷惑なのに。
明日は、現状教えられるのかな。
「…痛い」
足の痛みは抜けない。
頭もぼーっとしてる。
なんでいつもこうなるかな。
颯佑に負担をかけないって決めたのに。
「馬鹿か…わたし……」
どんなに颯佑が一緒にいていい、と言ってくれても結婚しようと言ってくれても。
わたしがいない方が楽なんじゃないだろうか。