二重人格の彼
がんばること1時間。


だいぶ片付いた。


「ほんと、がんばるよね」


寝ていたストーカー生徒会長が起きていた。


「頼まれたことは最後までがんばらないと嫌なもので」


なんかポット見つけた。


これで紅茶とかコーヒーとか作れるじゃん。


…なんでもあるなここ。


「俺、さっきまで寝てたんだぞ?」


知ってます。


「サボんねぇんだな」


「さっきも言いましたが、頼まれたことは最後までやらないと嫌な性格ですから」


ふーんと言ってまた寝始めた。


少しは手伝えやおらぁ。


ストーカーのくせに…。


あっストーカーだからか。


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