恋の授業。
タイフーン


綾子とマリと別れた後、1人の時間を意識してみた。



確かにワタシは森川君と付き合い始めてから、1人の時間ができた時はぼーっとしていたのだ。


たくさん時間があったわけじゃないけど、ネイルをしようと思えばできたし、半身浴だって、読書だって。



でもそれをしなかったのは余裕が無かったからだと思うけど、じゃあそれはなんで??



深く考えても結局、『気力がない』というのが一番なんじゃないかと思う。



あんなに携帯に無関心だったワタシが常に気にするようになったのも、いつ森川君から連絡が来てもいいように、だった。



それは、強要されたわけじゃないけど、そうしなくちゃと勝手にプレッシャーを感じてたんだ。



家に着くまでの10分足らずの時間で、ワタシは自分がどうするべきかハッキリとわかった。



もう自分を見失いたくない。



< 245 / 324 >

この作品をシェア

pagetop