彼の音色に恋をして
それから、日々は何事もなく過ぎていった



ううん、違う。私の心はドキドキしっぱなしだ



敦先輩の笑顔を見るたびに私の胸は跳ねる



落ち着けって言い聞かせても止まらない



ドキドキする気持ちを押さえつけた



そして、いつの間にか季節は、文化祭の季節になっていた
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