ギャップ彼女 1
* * *



『ごめんね、悠斗。遅くなっちゃたね。』



気づけば時刻は21時だ。




「問題ない」

『家の人に連絡した?』



そんな素振りなかったから、心配だ。いくら高校生だといえ連絡しないと親が心配するだろう




「いや。必要ない」

『何で?』

「俺、寮みたいなのに住んでるからな。基本自由だ。まぁ一人暮らしみたいなもんだ」





…え?


『寮!?』


寮みたいなもの?
知らなかった。
私、何にも悠斗の事知らないのね。
何だか悲しくなった



「あぁ。俺だけじゃなく、隼人も蓮も翔も伊吹もみんな寮だ」



なぬ!?
あまりの衝撃事実に驚いた。




…というか、寮どこにあんの?







『じゃぁ、また月曜日にね。』

「あぁ、またなリン」




柔らかく微笑んだ悠斗が帰って行くのを見て、何故か寂しさにひしひしと襲われたのだった。
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