ギャップ彼女 1

『店長。この前急に休んですみませんでした』



ペコリと頭を下げ、謝罪をした。
こういう事はちゃんとしないとね。




「大丈夫だよ。リンちゃんが元気になってくれてうれしいよ」



店長…優しいな
この店長だから、みんなついてくるんだな。





やっぱりこの場所は好きだ。





「そうそう。今日あいつらくるって言ってたよ」

『あいつらって誰ですか?』



全然分からないので、首を傾げた。



「あいつらは…「店長~電話で~す!!至急来てください~」

「あぁ。今行く」




店長の言葉を、遮ったのは同じバイトの女の子だ。店長は、慌ててこの場を後にした。



あいつらって…誰だろう?
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