赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
そんで、俺がユイに怒鳴った。

どうせ、

怒るか、泣くだろな・・・。


でも、ユイは

満面の笑みで「ありがとう」って言って


俺たちの目の前から

居なくなった。



なんだよ。


しばらくは、

ユイの事忘れられないな・・・。




怜「で、これがユイのためなのか?」


怜が眼鏡を上げながら言った。


遊「そうに、決まってるだろ。」


麗「これだから、乙女心のわからない男は

  ホントにきもいわ~。」


チャラ男に言われたくねぇ。


薫「ユイは僕たちといたかったんだよ。」



そんな、感情で

ユイは護れない。


千「俺、ユイの事探してくるから!」

千秋は部屋から出て行った。


俺だって、


今すぐにでも、

寮を飛び出して

ユイを見つけたい・・・。


そんで、あの小さな背中を

おもいっきり抱きしめたい。



でも、そんなことしたら、

俺がユイに出て行けって

言った意味がない。



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