Unchanging Love
今西門の前で、歩くと、教室まで行くのに10分はかかる。


西門は開かないから正門を通らないといけない。


8時40分からSHRだから・・・


新学期早々遅刻とかやばい!


生徒指導に何言われるかわかんないよー


とにかく走んなきゃ!


――――――キーンコーン







―――――――「あ~ぁ、ゆきなのせいだっ。また遅刻しちゃったじゃん!」


「だから、ごめんってさっきから言ってるでしょ?」


「ほんとに反省してんの!?」


「してるってば!しつこい!」


結局遅刻してしまった私たちは、職員室に入室許可証を取りに行く羽目になり、入室許可証を記入し、生徒指導の先生に判子を貰った。


教室に帰るまでの道のり、私はずっとくるみに責められ続けた。







―――――――「おはようございまぁす。遅刻してスミマセンでした!」


くるみが教室のドアを開け入っていく。


堂々と入り過ぎだってば・・・。


そう心の中で思いながら、私もくるみに続いて教室に入る。


「おはようございます・・・」


「また、お前らか・・・。あ~ぁ、やだな俺、お前らの担任。」


「優ちゃん!」


くるみの人差し指が“優ちゃん”を指している。


「優ちゃんが担任なの?」


クスッ


くるみが間抜けな質問をしている。


「じゃなきゃここにいない。早く席に着け!SHR中だ!」


クスクス


みんな私たちのやりとりを見て笑っている。









< 9 / 22 >

この作品をシェア

pagetop