トレモロホリディ
湊君は、あれ以来毎日のように絵を描いていた。


早朝から私が湊君の部屋に行くまでの時間が、彼の創作時間となっていた。


朝は集中出来るから、とても良い時間なのだとか。


私はと言うと、就職活動用のスーツのお直しをしていた。


湊君が言うには、スカートをちょっと短くしたり、ウエストをちょっと絞ったりするだけで、格段にスタイルが良く見えるのだとか。


新しくスーツを買うよりは安くついて、洗練されたスーツに変身するのだから、湊君って本当にすごいなと思った。


髪型やメイクも、企業に好感が持たれるように研究したりして。


湊君との作戦会議は、本当に楽しかった。
< 239 / 500 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop