(続) 冷めた結婚
「俺には言えないことなんだ?」
「…」
何も言えない私。
だって、何て言えばいいのか分からない。
「いい加減にしろよ?黙ったままじゃわかんないだろ?」
声だけで怒ってるんだって分かる。
でもね、言えないよ。
私の心真っ黒なんだもん。
それに、言ったら止められない。
絶対輝を責めちゃうから。
「はあー。もういい。ご飯もいらね、今日は風呂入って寝るわ」
「…」
そう言って、私の横をすっと輝は通り抜けリビングに入っていった。