(続) 冷めた結婚
「愛海、さっきの約束覚えてる?」
そんな私を見兼ねてか、輝の方から切り出してくれた。
私が話しやすいように、進めてくれる。
「もう…」
「うん」
「もう、これで仲直りだよね?」
私にしては頑張った。
真っ直ぐ、輝の目を見て言葉を発した。
「もう!」
すると、輝は途端に真っ赤になり唇を強く強く押し当ててきた。
「…」
驚く私を気にもせず、強引に荒々しく唇を重ねてくる。
息継ぎの間さえ与えてくれないような激しいキスについていくだけで精一杯で。
「…!!!」
荒々しく重ねらる唇。
その間に簡単に脱がされてしまった服。
あっと言う間に私は下着姿になってしまった。