禁断の恋ー今日もお兄ちゃんと恋をするー
祐也ーsideー
「ただいまー。」
今日はちょっと、サークルの方で集まったから結構帰るのがおそくなってしまった。
「おーい。りんいないのかー?」
部屋の明かりはついてるのに肝心なりんの声が聞こえてこない。
寝てるのか?いや、でもリビングにいるんだから起きてるんじゃないのか?
「………りー、ん?」
ソファーの上に丸まって寝てるのはりんか。
「おーい。こんなところで寝たら風引くぞー?」
声をかけてもぐっすり寝てしまっていて起きる様子はない。
それに起こすのがかわいそうなくらいだ。
はぁー。
もう一度りんの方へ視線を向けると、
「ーーーーーっ!?」