あなたともう一度触れ合うための方法
「美優・・・近づいてもいい?」
ゆっくりと立ち上がり、一歩、一歩翼くんが私に近づいてくる。金縛りにあったかのようにピタリと動かない私の身体。
視線だけはただ逸らさないように交わし合う。私の瞳に映る翼くんの涙は止まらない。私の涙も止まらない。
「美優、触るよ」
翼くんの腕が伸びてきてまた私は身を引く。目を瞑り身体を固くして震え始める。その姿にいつも翼くんは傷ついた表情を見せていた。
でも、今日は違う 。傷ついた表情は見せたものの伸ばした腕を引っ込めることはしない。そっと髪に触れる翼くんの手。震えているのがわかる。
「・・・やっと、美優に触れた」
上から下に優しくゆっくりと撫でられる。いつもなら笑って翼くんの瞳を見つめるんだ。そうすると翼くんも笑って私に優しくキスをくれる。
でも今は笑えない。笑わなくちゃ翼くんのために笑わなくちゃ。嫌じゃないよ、嫌じゃない。
だって、だって大好きな翼くんの優しい手だもん。だからもう震え収まってよ。涙止まってよ。
嫌だと思う気持ちなくなって。
ゆっくりと立ち上がり、一歩、一歩翼くんが私に近づいてくる。金縛りにあったかのようにピタリと動かない私の身体。
視線だけはただ逸らさないように交わし合う。私の瞳に映る翼くんの涙は止まらない。私の涙も止まらない。
「美優、触るよ」
翼くんの腕が伸びてきてまた私は身を引く。目を瞑り身体を固くして震え始める。その姿にいつも翼くんは傷ついた表情を見せていた。
でも、今日は違う 。傷ついた表情は見せたものの伸ばした腕を引っ込めることはしない。そっと髪に触れる翼くんの手。震えているのがわかる。
「・・・やっと、美優に触れた」
上から下に優しくゆっくりと撫でられる。いつもなら笑って翼くんの瞳を見つめるんだ。そうすると翼くんも笑って私に優しくキスをくれる。
でも今は笑えない。笑わなくちゃ翼くんのために笑わなくちゃ。嫌じゃないよ、嫌じゃない。
だって、だって大好きな翼くんの優しい手だもん。だからもう震え収まってよ。涙止まってよ。
嫌だと思う気持ちなくなって。