あなたともう一度触れ合うための方法
泣きながら出来たことはそれだけ。それでも翼くんには伝わったのか殴る手を止めてくれた。


顔を上げた翼くんは目が真っ赤になっていて頬には涙が零れ落ちていた。あぁ、本当に後悔してるんだ。ここまで私を思ってくれてるんだ。



「・・・時間、かかるかもしれないけれどリハビリの時間をくれる?私がちゃんと翼くんに触れたい、触れられたいって思える時まで」



「一つだけお願いしていいか?毎日、頭だけは撫でてもいい?」



触れられるの嫌かもしれないけれど頭を撫でたときの美優の甘えた表情が大好きなんだ。見られないかもしれないけどそれもリハビリに加えて欲しい。



美優、おいで。ソファに座ってテレビを見る時は必ず翼くんが手招きしてくれて膝の間に座らせてくれる。


片手で抱きしめてくれてもう一つの手は優しく頭を撫でてくれるんだ。大好きで私はいつも猫のように甘えられる。



もし、それが受け入れられたら全てで許せるのかな。
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