あなたともう一度触れ合うための方法
ご飯を食べて翼くんが先にシャワーを浴びた。その後に私が熱めのシャワーを浴びる。


今でもまだ迷ってる。お湯を頭から浴びながらグルグルと考えてしまう。



でも、きっと今進まなくちゃ私たちはダメになってしまう。たとえ、これが私たちの望む結論にならなかったとしても、もう覚悟を決めるときなんだ。



「・・・ごめんね、お待たせして。よ、よろしくお願いします」



ベットに座り込み優しく笑った翼くんがおいでおいでと手招きをしてくれる。彼がこのベットに座るのはあの日から今日が初めて。


彼はずっとリビングで寝ていた。美優が隣にいると思うと無理にでも抱いてしまうから。そう顔を歪めて私に伝えてきた。


翼くんは知らないだろうな。


だけど私は毎日、夜中にリビングにこっそりと足を運んでいた。翼くんは暑がりですぐに布団を剥いでしまうんだもん。
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