どうしようもないくらい好きでした(仮)
閉店間際になると、ほとんどの顔触れは常連客ばかりになった。
時々、何も知らない新顔がナンパ紛いの軽いノリで話しかけて来たりしたが、彼等が陸の代わりに追い払ってくれた。
いつの間にか、ここにも私の居場所ができている。
受け入れられたような気がして嬉しかった。
もちろん、全ての人にではない。
ここには、陸目当てのお客さんもたくさんいるのだろうし、私はそれを邪魔しようとも思っていなかった。
決めるのは私ではないのだから。