白桜
白桜
俺は夜中の繁華街をただフラフラと歩く。




あ、白桜の姿だと口調変わるから。




俺はただ族を潰してるんじゃない。


本当の目的は、人を見つけること。




「キャァッ、ヤメテッ!」




向こう側の公園から聞こえた声。




『チッ』




面倒くさい、そう思いながらも、足を進める。




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