白桜
とりあえず俺は黒鬼に任せることにした。
まぁ、大丈夫でしょ。黒鬼だし。
考えたって頭痛くなるだけだし。



ついに蓮のバイクと並んだ。
蓮は警戒してこっちを見てる。



「白桜と黒鬼が何の用だ。」



最もな質問だ。
なんたって俺らは族つぶしだからな。



「んー、今日は挨拶かな。一応顔見せしとこうと思って。」



「どういうことだ。」



黒鬼は冷酷な笑みをして言い放った。



「いつか凜龍を潰すってことだよ。」



「は?」
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