制服の、微熱。
絶対わかってんだろ。

「本当、なんでも、ない、から」

恥ずかしさを紛らわすため、言葉を一つずつゆっくり言った。

「ばらさないから教えろ」

やはり、にやにやしながら~かーらーの。
突如真剣な顔・・・・・。

「ばらさない、から」


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