あたしの証~番外編~

歌舞伎町、R.L.F。
そこのオーナーの俺は今日も女を連れて出勤する。


「おはようございます!」

店に入ると次々に挨拶される。
俺は女を席に座らせた。


「当真、少しよろしく」

「あ、はい!」


最近入ったばかりの当真は緊張しながら俺の客についた。
その姿を見て、俺は首を傾げた。


俺は最初から緊張なんてしなかった。
女なんて皆同じだと思ってたし。

特定の女なんていらなかったから。



裏に入って、店長の拓海を見つけた。


「ゆうやさん」

「拓海、どうよ、今日は」

「そうっすねえ…やっぱり暇ですね」

「そうか、じゃあ新人外出せ。女連れてくるまで帰らせるな」

「…はい」

「俺、戻るから」

「わかりました」


俺はそれだけ言うと、客のとこへ戻った。
< 306 / 473 >

この作品をシェア

pagetop