意地悪男子の優しい理由。
「あ!卵がない!」



今、夕飯をつくってます。



優が好きって言ってたオムライスを作ってるんだけど…。



肝心の卵がない。



因みにまだ優は帰ってなくて、頼むこともできない。



いつ帰ってくるかわからないって言ってたし。



しょうがない!行ってくるか。



家から近所のスーパーまでは自転車で10分くらい。



意外と近くて便利。



「たっまっご~♪」



変な歌を歌いながら卵をもってレジに向かう。



「あ!夢生じゃん!」



後ろからそんな声が聞こえてきた。



振り返ると、たくさんのものが入ったかごをもった良がいた。



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