青っ鼻JC創造恋物語
青っ鼻JC二本棒女子に告白
さつきの家に到着したのであった。さつきの家は新築一戸建てのオサレな家である。

さつき「ここがうちの家ね。どうぞ、上がって。」

マヤ姫「お邪魔します。」

マヤ姫はさつきの新築の家のスケールの大きさに酔っていた。40坪の家である。

さつき「私、自分の部屋で着替えたいから、少しここで待っててくれる?着替えたら私、呼ぶから。」

マヤ姫「うん。ここで待っとくわ。」

さつきがお着替えが終わったのであった。マヤ姫がさつきのプライベートの服装を見て感想を言ったのであった。

さつき「どうぞ。私の部屋に入ってきて。」

マヤ姫「お邪魔します。さつきちゃんのプライベートの服装可愛い!ピンクのうさぎ柄のタートルと紺のVヤッケの組み合わせ可愛い!緑のタータンチェックのロングスカートも可愛いね。あと、さつきちゃんの部屋、白とピンクを基調とした部屋で可愛いね。クローゼットの中、さつきちゃんの服いっぱい入ってそうだね。」

さつき「ありがとう。ピンクのうさぎ柄のタートルと紺のVヤッケはお母さんの古着屋さんで仕入れたよ。紺のVヤッケはヘリコプターの刺繍が入ってるから、男子服だよ。160サイズやねん。ピンクのうさぎ柄のタートルは昔の子供の女子服だよ。これは150サイズだよ。緑のロングスカートは今年、ネットで買ったよ。クローゼットやタンスの服、また見せてあげる。」

マヤ姫「そうなんや。どんな服があるか楽しみ。」

さつき「今、見てみたい?」

マヤ姫「今、見てみたいな。」

さつきはクローゼットとタンスの服を取り出しているのであった。マヤ姫の予想通りの服の多さであった。

さつき「これが、80年代前半に流行った青のダウンジャケットやねん。そして、これがピンク地に白の三本線のウインドブレーカーやねん。この二つはお母さんに去年、地方のスポーツ店で買ってもらった品やねん。青のダウンジャケット、裏地が赤で昭和レトロな感じがして気に入ってん。そして、ピンク地に白の三本線のウインドブレーカーはと有名ブランドの紛い物でスポーツガールって刺繍されてるのが気に入ってん。二つとも可愛いから。また、ウインドブレーカー上下などになるけど、今日、トレーニングの時に着ていたウインドブレーカー上下以外に紺のウインドブレーカー上下がもう一着あるねん。これもウインドブレーカー上下だけど、卓球のブランドのウインドブレーカーやねん。他人さんの名前の刺繍入ってるけど、実は名前フェチでもあるねん。まだあって、JOFのウインドブレーカーもあるねん。JOF Satsukiって刺繍を赤字でされてるねん。ちなみに紺地に赤が入ったデザインで少し長めの丈やねん。あと、青のVヤッケがこれだよ。お母さんに作業服屋さんで買ってもらった品だよ。ざっとこんな感じかな。まだあるけど、また見せるね。」

マヤ姫「さつきちゃん沢山服持ってるね。羨ましい。」

さつき「私も服を沢山集めたいよ。今でも少ないと思ってるし。もうそろそろ話聞こうと思ってるけど、大丈夫かな?」

マヤ姫「大丈夫だよ。」

さつき「じゃあ、マヤちゃんの話聞くね。どうぞ。」

マヤ姫「実は今、いじめに遭って精神的に不安定やねん。対人恐怖も抱えてるし、人間不信にもなってる。」

さつき「いじめで色々、辛い黒歴史を重ねて来たんだね。私も今現在、いじめに遭っているからマヤちゃんの気持ちよく分かるよ。対人恐怖と人間不信に関して、もう少し詳しく話してくれる?」

マヤ姫「実はというと家庭でも虐待を受けてます。正直、人は誰もは怖いです。今の現状、さつきちゃんだけが頼りで癒されてる状態です。その上、学校でもいじめに遭って居場所が無い状態です。」

さつき「私しか心を開けないんだね。家庭でも学校でも居場所が無いなら、緊急的に対応が必要になってくるね。家庭でどんな虐待を受けてるかしんどくない程度に教えてくれる?」

マヤ姫「実はおっさんから肉体的暴力と精神的暴力を受けてて、毎日ど突かれてます。おばはんは心無い偽善者で見てみぬ振りして助けてくれない。心無い言葉でいじめる。それじゃあ、さつきちゃん以外、誰も信用出来ないよ。」

さつき「私もどうしたら良いか色々な人に相談してみるわ。話聞いてみるとマヤちゃん、私以上に傷ついてるね。」

マヤ姫「そうやねん。だから、さつきちゃんがマヤを助けて欲しい!」

マヤ姫はさつきの前で辛さの余り泣き始めた。そこをさつきは姉御肌でフォローするのであった。

さつき「マヤちゃん、大丈夫だよ。泣きたい時は思い切り泣き。楽になるから。我慢は毒だよ。今まで辛かったね。よしよし。私が何とかしてあげるから、安心してね。」

マヤ姫「ありがとう。本当に感謝してます。さつきちゃんに思い切り甘えたい気持ちです。」

さつき「甘えてくれてもいいよ。マヤちゃんはもしかして私のこと好き?」

マヤ姫「大好きです!マヤにとって頼れて甘えることの出来るお姉さんの様な存在です。」

さつき「私のことマヤちゃんは好きだったんだね。私もマヤちゃんのこと気になってたよ。それでいじめの現場に声掛けてん。私もマヤちゃんのこと大好き!正直、家族の人も学校の皆もなぜいじめるのか不思議だっだの。純粋で素直な人なのに。」

マヤ姫「ありがとう。マヤにとって、さつきちゃんは大事な人です。初めて心の温かい人に出会えることができました。」

さつき「私もマヤちゃんと同じ思いだよ。私の場合は学校の人間関係だけが恵まれない状態が続いているんだけどね。家族だけが恵まれているのが救いだっだの。私は小学生の時から青っ鼻二本棒でずっといじめられてきたの。いじめが原因で今の家に引っ越ししてきたんだけどね。越した先の中学校で青っ鼻二本棒でいじめに遭って、それでJOFと掛け持ちしているの。」

マヤ姫「そうだったんだね。さつきちゃんも相当傷付いてるね。入学式の何日後に購買部でさつきちゃんを初めて見た時、青っ鼻二本棒を垂らしてたから、彼女いじめられへんかな?心配してて。クラスは違うし、あまり分からない状態だったから、どうだったのかな?と思っててん。実はと言うとその頃からさつきちゃんのことが気になってました!」

さつき「私も今まで辛かったよ。男子生徒はハナタレさつきって言ってくるし、女子生徒は仲間外れや無視などで、ずっと孤独を味わってたの。次第に保健室通いも増えて、不登校寸前の状態になりかけてたの。保健室の先生に精神科を紹介してくれて、通院してるの。そこで発達障害と診断されたの。マヤちゃん、その頃から気にかけてくれてたんだね。私もマヤちゃんとの出会いはとても大きくて嬉しいよ。ありがとう。」

マヤ姫「いえいえ。マヤもさつきのちゃんとの出会い大きいよ。めさ、いい人に出会えたから。ところでさつきちゃん、精神科に通院しているのは、どうして行ったらいいのかな?さつきちゃんの精神科に通院したいねん。」

さつき「とりあえず、明日にでも保健室の先生に相談してみようか?私がついていってあげる。」

マヤ姫「ありがとう。明日、よろしくお願いします。」

さつき「了解。もう時間遅いから、お母さんがマヤちゃんを送ってくれるって。私も一緒に乗っていくわ。」

こうして、マヤ姫もさつきと解散し、家路に帰ったのであった。
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