一匹狼な彼氏と能天気な彼女



【香瑠side】




___ギギィ…


重い扉の音がする。



陸斗のあとをついてきて、うちの高校の屋上に着いた。


そういや初めて来たなー。



頬をかすめる風が心地いい。



あ…分かった!


「陸斗、いつもすぐどっか行っちゃうけど、ずっとここいるんでしょ?」

「ん。」


ポケットに手を突っ込んだまま答える。



やったー正解~♪


そんなルンルンなあたしのことはお構い無しに、陸斗はごろんと寝転がった。


金髪が風に吹かれてサラサラと動いていて、キラキラして見える。



ハゲじゃなくてもキラキラしてることに感心。


言ったら怒られそうだけど(笑)





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