君と歩く未知
アタシとサチは階段を駆け上がる…
そして、ある教室のドアを開いた。
「もー!二人ともおっそーい!!」
美和ちゃんがアタシたちに向かって言った。
そこにはたくさんのな絵が飾られている。
その絵はアタシが描いたものだ。
そう…この教室は、美術室。
アタシとカズくんの思い出がたくさん詰まった場所。
「ねぇ、二人とも、これ見てよ!」
美和ちゃんはアタシたちに手招きをする。
「だーかーらー!仕方なかったんだって!自転車で取りに行ってたら…」
「自転車なんかで行くのが悪い!」
言い訳をする直紀くんとそれを叱る美和ちゃん。
何かと思って駆け寄ったら、そこには潰れたケーキがあった。
「このケーキどーしたのー?」
サチは指でケーキのクリームを舐めながら訊いた。
「卒業祝いに買ってくれたんだって。それを直紀が自転車で運んでたらこんなにグチャグチャになったらしー」
竜平くんが答えた。
その横では美和ちゃんが直紀くんにヘッドロックをしている。
この様子を聞いてわかったかも知れないけど、美和ちゃんと直紀くんはまだ付き合っているんだ。
この二人はケンカばっかりしてるけど、本当はすごく仲良しみたい。
アタシは訊いた。
「ねぇ、このケーキ誰が買ってくれたの?」
サチ以外のみんなは一瞬黙ってしまった。
…その一瞬の沈黙を破ったのは美和ちゃんだった。
そして、ある教室のドアを開いた。
「もー!二人ともおっそーい!!」
美和ちゃんがアタシたちに向かって言った。
そこにはたくさんのな絵が飾られている。
その絵はアタシが描いたものだ。
そう…この教室は、美術室。
アタシとカズくんの思い出がたくさん詰まった場所。
「ねぇ、二人とも、これ見てよ!」
美和ちゃんはアタシたちに手招きをする。
「だーかーらー!仕方なかったんだって!自転車で取りに行ってたら…」
「自転車なんかで行くのが悪い!」
言い訳をする直紀くんとそれを叱る美和ちゃん。
何かと思って駆け寄ったら、そこには潰れたケーキがあった。
「このケーキどーしたのー?」
サチは指でケーキのクリームを舐めながら訊いた。
「卒業祝いに買ってくれたんだって。それを直紀が自転車で運んでたらこんなにグチャグチャになったらしー」
竜平くんが答えた。
その横では美和ちゃんが直紀くんにヘッドロックをしている。
この様子を聞いてわかったかも知れないけど、美和ちゃんと直紀くんはまだ付き合っているんだ。
この二人はケンカばっかりしてるけど、本当はすごく仲良しみたい。
アタシは訊いた。
「ねぇ、このケーキ誰が買ってくれたの?」
サチ以外のみんなは一瞬黙ってしまった。
…その一瞬の沈黙を破ったのは美和ちゃんだった。