ソフトボールがきえた日

「ふぅ…。」

晴子…一体どこにいるの?

そう思った瞬間

ガラッ

「綾芽!」

晴子が息を切らしながら叫んだ

「晴…子。」

すると晴子がわたしの手をそっと握った

「よかった。無事で…。全部先生から聞いたわ。本当にごめん…。」

わたしは起き上がり晴子をそっと抱いた

冬華を抱いた感覚とそっくりだった

「うぁぁ…っ」

晴子が泣き出した

「わたしは晴子を信じてたからね。」

わたしの目から涙がこぼれた

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