【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


フラワーショップの仕事は、隼と一緒に挨拶に行って辞めた。


すごく迷ったし、隼も響さんたちも続けてもいいと言ってくれた。


だけど、私がお店にいる間、離れたところから警護をしている人がいるのかと思うとその手を煩わせることに気が引けた。


繁華街へ行けば、繁華街まで一緒に移動し、寒い冬も暑い夏も一日車の中にいるのかと思うと、とてもじゃないが働きたいなどと口には出来なかった。


その時に少し、自分が極道の女ということを意識した。



その代わり、この家の中とAILES、それから佐和子さんの家、


そして、お茶処 結衣の常連さんになった傘下の組長さんの家には、ラ・フルールで花を揃えて活けることになった。


店長が臨時のアルバイトのような形でいいと配慮をしてくれたからだ。


そこにはやっぱり由香里さんや佐和子さんのお力添えがあったのだと思う。
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