【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
「は…隼…。」
助けを求めるように隼の方を向くと
それはもう満足気で
「先代や親父たちの前で言いきってくれるとは気分がいいもんだ。なぁ、じいも親父も羨ましいだろ。」
隼は笑っていて
「いや…いや…感想を述べただけで告白とかそんなんじゃなくて…。」
必死に弁解をしようとしたけれど
「あぁ羨ましい。」
「いいねぇ。」なんてからかわれたから
もう次の言葉は浮かんでこなかった。
恥ずかしさで俯いていると
「隼、お前は、命に代えてでも守ってやらねぇとな。立派な姐さんじゃねぇか。」
「あぁ。」
お爺様の言葉に隼がそう答えた。
「俺と由香里の可愛い娘をお前の嫁にやるんだからな。二度と怪我なんかさせんじゃねぇぞ。」
「あぁ。」