【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


注ぎ終わった残りのボトルは氷の入ったペールの中へ。


凛子さんと佐川様、そして私でシャンパングラスを合わせた。


フルートのいい音が響いた。


「結衣さんの初仕事に。」

お2人が言って下さり


「凛子さんの昇格に」


私もお祝いした。


「あ…美味しい。」


「ウフフフ…私の方がメロメロになっちゃいそうだわ。」


「いやぁ…凛子の可愛さに結衣さんの可愛さで今日は疲れが飛ぶな。」


何だかわからないけれど疲れが飛んで喜んで下さるのは嬉しい。


私が、空いたフルートにシャンパンを注ごうとボトルを持つと


「結衣さんが持つとボトルが大きく見えるな。」なんて佐川様が笑い


「ほんと、あれ…ちょっと貸してみて。」


なんて凛子さんも笑っちゃうぐらい失礼だ。


「ひどーい。」そう言いながらも可笑しくて


楽しい時間を過ごした。




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