【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀


せっかく火をつけたのにすぐにタバコを消してしまい


「あぁ~記念がぁ…」


「悪ぃ…」



「意外…何?藤堂さんってツンデレだったの?」


沙良さんのその言葉にせっかく機嫌が良くなった隼の機嫌が再降下。



「は…隼?」


「あ?」


「ツンデレって褒めてんだよ?」


「褒めてねーよ。」


だから耳元で


「私には褒め言葉だよ。だって私にだけでしょ?」


隼は鼻で笑い


せっかくセットしてもらって誰もやらなかったのに


ぐしゃぐしゃぐしゃって頭を撫でた。





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