【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
三浦さんも置いてあるサンダルをひっかけ一緒に走ってきてくれた。
そして、庭から先代たちのそばへ行くと
「先代、ご無沙汰しておりやす。三浦でごぜえやす。」深々と頭を下げた。
お爺様がいきなり高笑いを始め
「三浦ってこの三浦だったか、あっはっは。ゆい坊の三種の神器の1つか。これはいい神器だ。あっははは。いやぁこれは驚いた。」
「お爺様も志摩子さんもご存知だったんですね。三浦さんは私のスーパーマンで三種の神器のお1人なんです。隼と植木さんと三浦さんでもう無敵なんです。」
「ゆい坊…ほんとに…とてもいい神器を得たわね。」
「はい。」
「なぁ三浦、どんな神器でも預かる人次第でただのお飾りだ。三浦、お前はどう感じる?」
「先代、おそれながら、あっしはただのやくざでごぜえやす。ただのやくざのあっしを結衣さんは神器と呼び、そうなりてぇそうありてぇ。そう思わせてくれるお方でごぜぇやす。」
「やんちゃだから なかなか大変でしょ。」志摩子さんが吹き出した。
「それはまぁ…その…。」三浦さんも頭をかいていて
「ちょ…やんちゃしてないから。」
「あぁ、結衣さんはやんちゃなんかひとつもなさらねぇよなぁ。」
「ほらまた植木の結衣贔屓が始まった。」
あははははは