【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀
お爺様が
「結衣坊、恥ずかしがるな。あんな立派な仁義を切れるものはこの中には1人もおらん。」
そう言って笑っていらっしゃる。
「いや…普通しないから。」
もう俯いて隼に肩を抱かれながら席まで歩いていると
「ゆーちゃん。かっこよかった。」
「ほんと、この可愛らしい姐さんが実にかっこいい。」
「若、安泰ですね。」
「いやー感動した。」
もう穴があったら入りたかった。
本当に酔い潰れるまで続きそうな披露宴。
隼と挨拶にお酌にまわると
「今度は若の仁義を切るところを是非。」とか
「今度自分が仁義を切るお相手を。」なんて
何度も何度も言われた。