なんで私が芸能人ッ!?
一瞬固まった私は、恐る恐る相手の顔を見る。
「…ええっ!!!???」
…………やってしまった。
おっきい声で叫んじゃったことに気づき、慌てて自分の口を押さえる。
でも…、つい叫んだりしたのはしょうがないことだと思うんだよね。
その人は、さっき図書室であった男の人だったんだもん。
今起きたことに気づいた私は、演技してるとこを見た人が目の前にいるということで放心状態なった。
(演技を見られたことに対する、時間差のショックだということも大いに考えられるが)
そんな私は為されるがまま。
いとも簡単に連行されてしまったのだ。
…何故か、まわりで黄色い歓声(いやむしろ悲鳴?)があがっていることにも気付かずに。