恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
やっぱり、いる!
結局、その後早退させてもらったあたしは家に帰ってすぐお風呂に入る準備をした。


ゆっくり暖かいお風呂に入れば、きっと疲れも取れるはず。


早めに休憩を切り上げてレジに入ってくれた和心は、レジの中を見ても普段と変わらない様子で、あたしには見えているイケメンが見えていないようだった。


「でも、あの妖精かっこよかったなぁ」


美影と名乗った小さな妖精を思い出し、クスッと笑う。


やっぱり、疲れがたまっていたから自分の願望というか、欲望がそのままの姿になって現れたんだろうか?
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