恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
☆☆☆

「急にコンビニなんて、どうしたの?」


帰ってきたあたしに、リビングにいた陽菜ちゃんが不思議そうな顔をして聞いてきた。


あたしは買ってきたお菓子をテーブルに置いて、泣きそうな顔で陽菜ちゃんを見る。


「どうしたの?」


「いなかった……」


「誰が?」


「美影と、白堵……」


あたしの言葉に陽菜ちゃんは眉をよせて首をかしげた。
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