恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「あ、こら!」


月奈に簡単に触れてんじゃねぇよ!


そいつは俺の女だ!


なんて、恥ずかしくて言えもしないことを考えて、白堵を睨む。


白堵は月奈の肩まで登り、ベーっと舌を出してきた。


「くそっ」


眉間にシワをよせる俺。


白堵のやつ、なめた態度とりやがって。
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