恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
その後も街中にいる妖精たちに話しを聞きながら歩いていたけれど、笑われるか、首を傾げられるだけだった。


やっぱり、魔女なんていないのかな……。


と、心が沈みそうになったけれど、美影たちの「まだまだ、これから有力な情報が出てくるかもしれないだろ?」という、前向きな言葉に励まされていた。


町の中心から北側にある駅や、コンビニ、ディスカウントショップ。


様々な場所を探しまわり、いつの間にか夕暮れが近づいていた。


携帯で時間を確認すると、もうすぐ7時半だ。
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