恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「4人とも、わたしの前へ来て正座しなさい」


魔女に言われた通り、4人はおずおずと前に進み出て、そこへ座った。


緊張した雰囲気に、あたしは思わず唾を飲み込む。


そして、魔女が杖にしていた小枝を振り上げた。


「はっ!」


と、魔女が声を上げたと同時に、周囲は光につつまれた……。


眩しい光に目を閉じて、そして目を開けると、そこには、4人の男たちの姿があった。
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