恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
「そうなんだ……」


「さて、無駄話はここまで。お前たち、人間になりたいんだろう?」


魔女はそう言い、美影たちのほうへ視線をうつした。


途端に、4人に緊張が走っているように見えた。


「ずっと機械に縛られていては、いつかわたしみたいな魔女になってしまう。


だから、人間になってここを離れるのが、一番いい方法だ」


魔女はそう言い、3つの宝石をポイッと空中へ投げた。


するとその石は流れ星のように四方八方へ散らばり、あっという間に見えなくなってしまった。
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