鳥籠の死神
死神は騎士に何も語りません。



語る必要がないからです。



何も知らない騎士の青年は、自分の生まれ育った故郷の話や小さい頃に助けてくれた騎士に憧れている事を話しました。



死神を見張る傍ら、青年は助ける方法を必死に探します。



何かあるはずだと。



死神との約束を守るために。



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