俺様社長の言いなりです
「実は小・中・高と同じ学校に通ってたんだ。家も近くて、もう人生の半分以上はあの二人と一緒にいることになるよ」
とワザとらしくため息をつきながら、でも、妙に嬉しそうにカクテルを飲みながら話していく。
「だからお互いの恋愛事情ってモノもガッツリ知ってて……。だから翔ちゃんと結婚したって聞いた時は驚いたんだよ?まさか翔ちゃんに好きな子が出来るなんて思わなかったからね」
「それって……」
安田さんの顔を伺うと、私の髪をそっと手でとかしながら
「翔ちゃんが高校生だった頃の話なんだけどね……」
と社長の昔話をポツリポツリと語り出した。
とワザとらしくため息をつきながら、でも、妙に嬉しそうにカクテルを飲みながら話していく。
「だからお互いの恋愛事情ってモノもガッツリ知ってて……。だから翔ちゃんと結婚したって聞いた時は驚いたんだよ?まさか翔ちゃんに好きな子が出来るなんて思わなかったからね」
「それって……」
安田さんの顔を伺うと、私の髪をそっと手でとかしながら
「翔ちゃんが高校生だった頃の話なんだけどね……」
と社長の昔話をポツリポツリと語り出した。