俺様社長の言いなりです
「何ですか、ため息なんて」


社長の方へ振り向くと


「お前と暮らすと思うとウンザリなんだよ」


不満気に口をへの字に曲げていた。


__いや、私の方がウンザリなんですけど。

自分だけ被害者ヅラしないでくれます?


鞄を投げたい衝動を必死に抑え、理性をなんとか保ち部屋に入ると、


「何ここ……。どこかのホテルみたい」


あまりの夜景の美しさに釘付けになる。


感慨に浸る私を横目に社長は固定電話の側に置いてあった一枚の紙とペンを取り、何かを書き始めた。
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