鈍感天使と甘々悪魔【完】
「うっうっ…っ」
「菜穂、大丈夫か?」
「うっ………ん……」
何でこんなに泣いてんだ…………
「何かあったのか?」
「なっ…んでもっ………ないっっ……」
「何でもない、じゃないだろ、言えよ
1人で抱え込むな」
俺が少しでも力になれたら………
「うん…………あの……ね………」
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夏樹と鈴木がそんなことを…………
「ごめんな、俺のせいで」
「ううん……っ
幸成のせいじゃないっ………からっ……」
菜穂はこう言ってくれるけどやっぱり全部
俺のせいだし俺が傷付けたも同然だよな………
「本当ごめんな、夏樹に何かされたらすぐに言って」
「わかった、でも……
幸成は謝らないで………そっちのが傷付くから」
「あ、ごめん」
「また…謝ったw」
気付くと菜穂は少し笑っていた
「あ、そうだなww」
よかった、元気でて…………