鈍感天使と甘々悪魔【完】








「うっうっ…っ」



「菜穂、大丈夫か?」



「うっ………ん……」



何でこんなに泣いてんだ…………






「何かあったのか?」



「なっ…んでもっ………ないっっ……」




「何でもない、じゃないだろ、言えよ
1人で抱え込むな」




俺が少しでも力になれたら………




「うん…………あの……ね………」







____________



________



_____









夏樹と鈴木がそんなことを…………




「ごめんな、俺のせいで」




「ううん……っ

幸成のせいじゃないっ………からっ……」




菜穂はこう言ってくれるけどやっぱり全部
俺のせいだし俺が傷付けたも同然だよな………




「本当ごめんな、夏樹に何かされたらすぐに言って」




「わかった、でも……
幸成は謝らないで………そっちのが傷付くから」




「あ、ごめん」




「また…謝ったw」



気付くと菜穂は少し笑っていた



「あ、そうだなww」





よかった、元気でて…………









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