人見知りのキリスト
能天気の見本みたいな男がいつになくしみじみと呟いた。



「邪魔したな、健ちゃん。今夜は教会でデートなんだろ?」



龍神が舌打ちした。



「嫌味な野郎だな、お前は。ちゃんとテレビ観てたんじゃねえか。知ってるだろう? 俺がそういうタイプじゃないってことぐらい」
< 126 / 216 >

この作品をシェア

pagetop