人見知りのキリスト
――あ!!



走っていく澄人少年の小さな背中を見て、俺は息をのんだ。



「どうした? 澄人。それより、『SFの森』大丈夫なんだろうな」



すでに龍神の声は聞こえていなかった。



――あいつとの鬼ごっこも、ここまでだ。

龍神の家だけではない。


何もかもが昔とは大きく変わってしまっているのだ!
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